新型コロナのパンデミック時にホテルが安全性を確保するには

閉めるべきか閉めないべきか、それが問題だ… これは、カジノホテルのオーナーがこの困難な時期に直面する最も難しい問題の1つではないかと思います。閉めると決めたら多額の損失を被るかもしれず、閉めなければ、新型コロナウイルス感染症の蔓延を助長してしまうかもしれないのです。

あなたがどんな決断をしようとも、ここでは、あなたが守るべき一般的な安全対策についていくつかご紹介します。

バーチャル「ドクターオンコール」

カジノを運営するには、ゲストの面倒だけでなく、スタッフの面倒をよく見ることも大事です。アウトブレイクが発生した場合、その初期段階に対処するには、ゲストとチームの両方に対応できるバーチャルドクター(オンライン医師)を持つことが最適だと考えられます。

空室になったばかりの客室を封鎖する

この方法は、客室稼働率の高いホテルでも低いホテルでも当たり前のことになってきています。客室が空いたら、そのまま24時間放置しておくのです。これにより、空気中の粒子が部屋から逃げ出して感染を広げたり、清掃スタッフが感染したりするのを防ぐことができます。

もちろん、これで「危険」が去ったわけではありません。清掃スタッフは防護服を着用し、部屋の消毒を徹底的に行う必要があります。

ですが、清掃作業はこれで終わりではありません。清掃用具も消毒する必要があります。

おげんきで

セルフサービス

ボタンを押すだけで非の打ちどころのないサービスを提供してくれると期待してこそ、私たちはホテルに泊まるわけなのですが、コロナ禍においては、事情も少し変わってきます。今は、自分で必要なことは自分でされることをお勧めします。荷物もご自分で部屋に運び、従業員との接触を伴うようなルームサービス等のサービスを頼むのも、今は控えた方が良いでしょう。

救急サービス

不必要な社会的接触を避けるために、現在多くのカジノで「コロナ以前の時代」の慣習を一部置き換えたり、変更したりして、現状に適応させるようにしています。警察や医療従事者といった、救急時に最初に対応する人たちに直接連絡するようなやり方に変えているのです。

このやり方ですと、従業員は情報を把握しながらも、客との直接の接触を避けることができます。

次の動向は?

では、この状況はいつまで続くのでしょうか。そして、カジノはどうすればいいのでしょうか。予測や推定、推測がたくさん飛び交っていますが、実際のところ、誰にも分からないのです。

分かっているのは、冷静になれということ、そして、与えられた指示に従うということです。自分自身と他人の身を極力守るようにしましょう。とりわけ、カジノの店内で働く従業員が感染してしまうと、ウイルスがあっという間に広がってしまう恐れがあります。